根拠対応表とは 映像の数字を、資料のページとコマにさかのぼる表
根拠対応表とは、映像に出す事実を1行ずつ並べ、証拠番号・該当箇所・確度を記した表です。列の意味と、サンプル事案Aの行を例に読み方を説明します。
Column
根拠対応表とは、映像に出す事実を1行に1つずつ並べ、表示する値、確度、根拠資料の証拠番号、該当箇所(頁・項目・時刻・コマ)を記した表です。KONKYO VISUALでは、どのプランにもこの表がつきます。
映像は、見る人に強い印象を残します。その分、画面の数字がどこから来たのかが分からないと、確かめようがありません。根拠対応表は、画面の1つ1つの要素を、資料の特定の箇所にさかのぼれるようにするためのものです。
表の列
| 列 | 書くこと |
|---|---|
| No | 行番号。映像の画面にも「表No.20」のように出します |
| 画面に出す要素 | 衝突時刻、甲車の速度、停止位置など |
| 表示する値・内容 | 画面に出す値そのもの |
| 確度 | 確定・推定・算出・主張・補完のいずれか |
| 根拠資料 | 証拠番号(甲3、乙1 など) |
| 該当箇所 | 頁・項目・時刻・コマ番号 |
| 推定・算出の方法と前提 | 推定・算出のときだけ書きます |
行の例
サンプル事案A(架空の事案)の表から、衝突の場面の3行を抜き出します。
| No | 画面に出す事実 | 確度 | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 19 | 衝突地点:区役所通り入口の西端から東へ約0.5m、車道北端から約0.8m | 確定 | 甲2 p2「3 測定値」アの位置 |
| 20 | 衝突時刻:22:40:21.6 | 確定 | 甲3 前方・後方映像 第2,448コマ(揺れ・衝突音) |
| 21 | 衝突時の甲車の速度:約5km/h | 推定 | 甲3 GPS速度 22:40:21・22:40:22 |
21行目は「推定」です。GPSの記録は1秒ごとなので、衝突した21.6秒の値は記録にありません。そこで、21秒(8km/h)と22秒(3km/h)の記録の間を直線で補間した、という方法を表に書いています。画面では、この値を破線の枠と「推定」の文字で示します。
表があると、確かめられること
- 画面の数字が、どの資料のどこから来たか
- その値が資料に書かれたものか、前提を置いて導いたものか
- 前提が変わったとき、どの値が変わるか
表と映像は、同じ行番号でつながっています。映像を見て気になった数字があれば、表の行を見れば資料の該当箇所にたどり着けます。
全29行の表は、サンプル事案Aの根拠対応表でご覧いただけます。
